午後2 論文試験の分析1

過去問のタイトルを整理

何事も「敵を知り己を知れば百戦危うからず(孫子)」ですので、まずは敵を知るために過去問にあたります。

孫子の兵法 完全版

論文問題の特徴は、どの問題も構造がだいたい同じなので、回答パターンもだいたい同じ、つまりある一定の準備をすればだいたい回答できることなのですが、それは後日。

今回は過去問のタイトルを調べて特徴をつかむことにします(カッコ内は問題中で問われているテーマ)。

平成28年

  1. 業務要件の優先順位付けについて(優先順位づけ)

  2. 情報システムの移行方法について(対象業務の特性による制約条件)

  3. 組込みシステムにおけるオープンソースソフトウェアの導入について(関連部署との協議)

平成27年

  1. システム方式設計について(特性による制約条件を踏まえる)

  2. 業務の課題に対応するための業務機能の変更または追加について(既存機能への影響最小化)

  3. 組込みシステム製品を構築する際のモジュール間インタフェースの仕様決定について(将来発生しうることを想定した設計)

平成26年

  1. 業務プロセスの見直しにおける情報システムの活用について(例外的な状況への対応)

  2. データ交換を利用する情報システムの設計について(特性による制約条件を踏まえる)
  3. 組込みシステム開発における機能分割について(ハードウェアとソフトウェアの機能分割)

パターンとしては、毎年「特性による制約条件を踏まえて」回答するような問題が出題されていますね。ということは論文の題材とするシステム・プロジェクトの特性をよく説明できるとよさそうです

次回はもう少し過去を振り返りたいと思います。

 

シラバスでシミュレーション

あまり読まないかもしれませんが、シラバスにもヒントが書いてるようです。

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/syllabus_st_ver3_1.pdf

シラバスは試験ごとの「概要」「要求される知識」「要求される技能」の一覧で、システムアーキテクトともなると26ページにも及ぶたくさんのことが求められるのですが、「要求される技能」が、論文で聞かれているポイントに近しいように見えます。「要求される技能」一つ一つを読みながら、自分の携わったプロジェクトでは自分はどう判断したかを考えることで、経験をたな卸しすれば、どんな問いにも回答できるのではないでしょうか(ちょっと大変ですが。。)