論文の練習 平成28年 午後2 問2 情報システムの移行について

もともとの勉強計画では、7月26日以降を午後2の練習として決めていたので、まずは過去問で論文を作成することにしました。

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情報処理技術者試験 システムアーキテクト 午後1の分析 1

今回は午後1の問題について、おもに次のようなことがわかればよいと思い、まずは過去問の分析をしました。

  1. 出題傾向・パターンはあるのか
  2. 問題に当たりはずれはあるのか
  3. 落とし穴はあるのか

結論としては、業務SEは、要件に関する問題と、設計に関する問題、組込みエンジニアは、設計に関する問題と問4を解答すれば良さそうということのようです。

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午後2 論文試験の分析1

過去問のタイトルを整理

何事も「敵を知り己を知れば百戦危うからず(孫子)」ですので、まずは敵を知るために過去問にあたります。

孫子の兵法 完全版

論文問題の特徴は、どの問題も構造がだいたい同じなので、回答パターンもだいたい同じ、つまりある一定の準備をすればだいたい回答できることなのですが、それは後日。

今回は過去問のタイトルを調べて特徴をつかむことにします(カッコ内は問題中で問われているテーマ)。

平成28年

  1. 業務要件の優先順位付けについて(優先順位づけ)

  2. 情報システムの移行方法について(対象業務の特性による制約条件)

  3. 組込みシステムにおけるオープンソースソフトウェアの導入について(関連部署との協議)

平成27年

  1. システム方式設計について(特性による制約条件を踏まえる)

  2. 業務の課題に対応するための業務機能の変更または追加について(既存機能への影響最小化)

  3. 組込みシステム製品を構築する際のモジュール間インタフェースの仕様決定について(将来発生しうることを想定した設計)

平成26年

  1. 業務プロセスの見直しにおける情報システムの活用について(例外的な状況への対応)

  2. データ交換を利用する情報システムの設計について(特性による制約条件を踏まえる)
  3. 組込みシステム開発における機能分割について(ハードウェアとソフトウェアの機能分割)

パターンとしては、毎年「特性による制約条件を踏まえて」回答するような問題が出題されていますね。ということは論文の題材とするシステム・プロジェクトの特性をよく説明できるとよさそうです

次回はもう少し過去を振り返りたいと思います。

 

シラバスでシミュレーション

あまり読まないかもしれませんが、シラバスにもヒントが書いてるようです。

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/syllabus_st_ver3_1.pdf

シラバスは試験ごとの「概要」「要求される知識」「要求される技能」の一覧で、システムアーキテクトともなると26ページにも及ぶたくさんのことが求められるのですが、「要求される技能」が、論文で聞かれているポイントに近しいように見えます。「要求される技能」一つ一つを読みながら、自分の携わったプロジェクトでは自分はどう判断したかを考えることで、経験をたな卸しすれば、どんな問いにも回答できるのではないでしょうか(ちょっと大変ですが。。)

過去問の入手と学習計画の作成

まずは過去問をダウンロード

情報処理技術者試験は出題範囲が決められているので、過去問をよく理解することが攻略の第一歩になります。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:過去問題

とりあえず平成26年から28年の3年分、午前2、午後1、午後2の問題と解答をダウンロードします。

学習計画の作成

次は、10月15日までの過ごし方を決めます。社会人は基本的に忙しいので、仕事や遊びに流されるような生活を送っているとすぐに時間が経ってしまい、十分な準備ができず試験をさぼって諦めるようなことになりかねませんので、余裕のある今の段階で見通しを立てます。ここで大事なのは、次の3つです。

  • 期限を設けること
  • 達成レベルを設けること
  • 状況に応じて柔軟に計画を変更すること

まずは仕事や休暇のスケジュールを勘案しながら、全体を見通して無理のないスケジュールを立てます。ここでの目的は、立てたスケジュールにコミットするのではなく、10月までのスケジュールをよく考えて、いつまでに何をしなければならないかを腹落ちさせることです。スケジュールは後々変わっても気にしません。19世紀の大モルトケも「計画することがすべてだ。立てた計画はどうでもいい」と言っています。(『アジャイルな見積りと計画づくり』という本でも引用されています)

 

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

 

 

今回私は以下の計画を立てました。

  • 7月25日まで 過去問をよく読み傾向を把握する。特に午後1と午後2では、複数年出題されているパターンを発見する。
  • 8月20日まで 午後2の論文を2回作成する(1個はPCで、1個は手書き)
  • 9月18日まで 午後1の問題を3年分解く(複数年で重複している出題内容は省いてよい)
  • 10月9日まで 午前2の問題を3年分満点とれるまで解く

午前1は免除なので、午前2以降について期間を設けて取り組むことにしました。まずは過去問をよく理解して傾向を把握することと、論文試験は久々なので、先に攻略することにしました。午後1と午前2は数さえこなせばきっと解けると信じて。

情報処理技術者(システムアーキテクト)受験に向けて

今年10月15日に平成29年秋季情報処理技術者試験システムアーキテクト試験)を受験します。これまで過去にいくつかの試験(ITストラテジスト、PM、システム監査他)を取得した際に培った経験の文章化をかねて、自らが実験台になって学習をするさまを公開したいと思います。

システムアーキテクト試験は、高度区分として分類されるものの、応用情報技術者を取得した人にとっては、出題範囲がほぼかぶっているので受験しやすいと思います。しかしながら一方で応用情報技術者試験にはなかった「論文問題」があり、なかなかハードルが高そうなイメージがあります。(実際わたしも応用情報技術者を取得した次の試験でシステムアーキテクトを受験し論文で落ちています・・・!)

ただ、論文試験はコツがあり、そこを押さえればきちんと得点できるので、学習を進めながらコツ・攻略法を見出していきたいと思います。

対象となる読者

以下の方に参考になるように学習を進めていきたいと思います。

  • 応用情報技術者を取得してシステムアーキテクト試験を受験される方は、私の勉強法をなぞっていけば私と同じ結果になると思います(合格するとは言っていない)
  • その他の高度試験(論文問題)をはじめて受験される方は、ここで取り上げる取り組み方や論文問題の回答法について参考になると思います。